口コミの返信をAIで書くとき、いちばん避けたいのはどの口コミにも同じ文章を返すことです。返信は他のお客様も読んでいるため、定型文だと分かった時点で逆効果になります。

この記事は、口コミへの返信に時間がかかっている、あるいは返しきれていない美容室・サロンの経営者向けです。

なぜ定型文だと逆効果なのですか?

口コミの返信は、書いた相手だけが読むものではないためです。

新規のお客様は、来店前に口コミを一覧で見ます。そのとき、返信が全部同じ書き出し・同じ締めだと、一覧の画面で並んで見えます。個別に読めば丁寧な文章でも、まとめて見ると機械的に処理していることが分かります。

もう1つは、内容が噛み合わないことです。「カラーの色味が思ったより明るかった」という声に、感謝だけを述べて中身に触れない返信をすると、読んでいないことが伝わります。低い評価への返信ほど、他のお客様は注意して読んでいます。

どう使えばよいですか?

返信文を書かせるのではなく、書いたものを整えさせる使い方にしてください。

使い方 結果
口コミを渡して返信を書かせる ✕ 当たり障りのない同じ文章になる
要点を自分で決め、文章化させる ○ 中身は自分のもの。表現だけ任せる
書いた返信の表現を整えさせる ◎ 最も安全。時間も減る

手順としては、口コミを読んで触れるべき点を1つ決めるところだけ自分でやります。色味の話なら色味に、待ち時間の話なら待ち時間に触れる。その1点を伝えて文章にしてもらえば、内容の噛み合った返信になります。

低い評価への返信は、最初から自分で書いてください。ここは文章の巧拙より、こちらが向き合ったかどうかが読まれる場面です。

指名や施術内容といった個人が特定されうる情報を返信に書かないことも、あわせて決めておいてください。返信は誰でも読める場所に残ります。本人にとっては当然の内容でも、公開の場に書いてよいかは別の判断になります。

返信の速さも合わせて決めておくと運用が安定します。毎日見る必要はありませんが、週に一度は必ず返す。間隔が空くほど溜まり、まとめて処理しようとして定型文に戻ります。

irohaの見解

口コミ返信は、時間がかかるわりに成果が見えにくいため、後回しになりがちな作業です。ただし新規のお客様が来店前に必ず見る場所なので、掲載しているどの広告よりも読まれている可能性があります。

弊社が美容サロンのサイトを支援した際も、検索から来た方が最初に確認するのは店舗の情報と口コミでした。返信は、そこに置ける数少ない自社の言葉です。

全部に返す必要はありません。触れるべき1点を決めて、そこだけ自分の言葉にする。 残りを任せれば、続けられる作業になります。

まとめ

  • 返信は他のお客様も読む。定型文は一覧で見ると分かる
  • 触れる点を1つ自分で決め、文章化を任せる
  • 低い評価への返信は自分で書く

集客まで含めてどう組み立てるか相談したい場合は、お問い合わせからご相談ください。